物理数学雑学集相対性理論 車のGPSというのは、高度2万キロメートルの人工衛生の信号を受信するものですが、 高度2万キロともなりますと、重力等の影響で(原子)時計が日差38.6μsほど進むのだそうです 一方で、高度300キロメートルのスペースシャトルでは時間が若干遅れるのだそうです それでは地表と同じ時刻を示すのはどれくらいの高度かと言うと、 地球の半径の半分の高度約3200キロメートルなのだそうです 単純に言えば、 高速で移動するものは時計が遅れる(特殊相対性理論) 重力が小さくなれば時計は進む(一般相対性理論) との兼ね合いなのですが、 実際これらの補正をすることで、私たちの日常の生活が成り立っているとは、 何とも不思議な感覚でした |